9.15 橘宗一少年墓前祭案内2007年09月11日 11:59

 「大正十二年九月十六日夜、大杉栄、野枝ト共ニ、犬共ニ虐殺サル」
 「なでし子を 夜半の嵐に た折られて あやめもわかぬ ものとなりけり」
 ——という言葉がお墓に刻み込まれている。非国民には墓をつくることさえ許されなかった(大杉、野枝も墓はなかったんや)この時代に、この言葉を刻み込んだ宗一少年の父親はどれほどの無念な思いやったやろ。
 「あやめ」さんいうのは大杉栄の妹で、宗一少年のお母さんのこと。殺されたとき宗一少年は7歳やった。
 今年も9月16日が近づいてきました。以下、橘宗一少年の墓碑保存会からの案内を転載します。
 毎年、お盆をすぎた頃から、向井さんはだれかれに案内のハガキを送ってたけど、わたしは今年も名古屋の仲間と参加するつもり。覚王山日泰寺境内に午後1時までに来ればバスで墓前まで行けます。覚王山日泰寺は、名古屋市千種区自由ヶ丘1(地下鉄東山線覚王山駅下車徒歩約15分)。
 土曜なので来れるひとがあればと思って、ここでもお知らせします。(風)

(1)墓前祭
 9月15日(土)午後1時半より墓碑前
 覚王山日泰寺境内に停めたバスが一時に出発します。
(2)藤本功追悼会
 午後2時半より 名古屋市女性会館 第三研修室
 地下鉄「東別院」下車一番出口
 墓前祭の終了後、バスにて会場へ。直接に出席もできます。
 この墓前祭の初めからいろいろお骨折りをしてくださった藤本さんがこの6月お亡くなりになりました。それで、今年の墓前祭のあと藤本さんの追悼会がおこなわれます。