Felic^an Novjaron!2009年01月08日 10:30

「IOM通信」の入力、向井孝運動論集構成案検討など、10.12デモにかかりきりだった去年とはうってかわって、今年は地道な仕事にとりかかっています。
更新がやや滞りますが、ご海容ください。(MN)

壊れてしもた2008年12月13日 09:01

パソコンの画面がまっくろになりました。
引いても押してもどうもならん。
メールも見れません。送れません。
パソコンを買う資金もないので、当分の間、わたしはおさきまっくろはお休みです。(ふう)

12.23/24 蟹光線祭★「格差社会」をかき乱せ2008年12月11日 22:59


フリーターユニオン福岡による「蟹光線祭」のよびかけです。封筒から出て来たピンクの紙切れを見たしゅん間、ああ、こんなビラは私にはつくれまい、と思った。福岡の仲間たちのよびかけと行動はいつも刺激的だ。長いけど全部転載します。(MN)



「蟹工船」を捨て、街へ出よ!

小林多喜二『蟹工船』が格差・貧困を背景に、ちょっとしたブームらしい。いきなり結論から言えばこの小説の主人公は蟹である(気がする)。

労働者たちはカムチャッカ海峡の寒風と波にさらされながら、あまりに苛酷な労働と現場監督である浅川による暴力支配の中で日々擦り切れてゆき、生臭い蟹の汁と匂いにまみれたまま風呂にも入れず、ついには自分の体が腐っているのかではないかと疑い、自分たちが生きているのか死んでいるのかも分からなくなる。監督浅川が、操業中の海域に暴風雨の警告があることを労働者たちに隠して彼らを働かせようとした事実を知って、ある漁夫は怒鳴る。
「人間の命をなんだとおもってやがるんだ!」
監督に代わってある者が答える。
「ところが、浅川は、お前達をどだい人間だなんて思ってないよ」
それを聞いて何か云おうとした漁夫はどもってしまった。彼は真赤になった……。

怒りを握りしめた彼の手はハサミのように凝り固まった。蟹だ! もはや蟹だ! われわれは蟹である! 茹でられて「赤化」した蟹! 焼け焦げて未来よりも黒くなった蟹! 人々が「自分だけはどうにか」と悲壮な顔をして前へ、前へと走り出そうとしている時に、なぜか横にしか歩けないブザマな蟹! 前進するのもいいが、もはや革命闘争の「前衛」など存在しないのだとしたら……万国の蟹よ! どこまでも横にずれてゆけ!

『蟹工船』の労働者たちは苛酷な労働と暴力支配の中で日に日に「同じような精神状態」にそまってゆくのだが、「その同じ流れのうちでも、無論澱んだように足ぶみをするものが出来たり、別な方へ逸れてゆく中年の漁夫もある」小林多喜二はそんな「澱んだ足ぶみ」「逸れてゆく視線」を描きながらも、それらもいつしか「階級意識」に巻き込まれて「同じような精神状態に染まってゆく」ことの先に闘いを描こうとする。しかし我々は、「澱んだ足ぶみ」や「逸れてゆく視線」という身振りの中にある抵抗を、簡単に単一の赤い色に染めてしまうわけにはゆかない。どこまでも澱んでゆく足踏み、どこまでも逸れてゆく視線が交錯するところには、何色ともつかない我々の色々があるはずだ。もちろん、金や権力による支配があるかぎり、「抵抗」はどこかで生まれ、もつれ、群がってしまうのだし、闘う理由はある。しかし、その闘いの場に至る道には、「団結した労働者」の怒りの声がはっきり響いているというよりも、群がる蟹の無数の足が床を打つ、不穏な音だけが鳴り響いているのではないだろうか。

どこまでも水平に、斜め後ろにずれてゆき、人間世界からこぼれ落ちる無数の蟹に出会いたい。「まっとうな人間」たちの歩調を乱す、無数の蟹たち……静かで危うく、コジれた不安と苛立ちを、自分の指でほどく器用さもない。蟹様の邪魔をする人間のたくらみなど、ハサミでジャキジャキぶった切るのみ。カニガニの目に、新しい世界を照らす鈍い光が漂いはじめる。

「まっとうな労働者」になりそこねたものたちよ
「まっとうな人間」になりそこねたものたちよ
いざ、蟹光線デモに集え!

       *

★12月23日(火)13:30〜
討論集会「蟹工船ブーム、ゆでダコ弾圧を検証する」
会場:ふくふくプラザ201会議室(福岡市中央区荒戸3丁目3番39号)

2008年世間を騒がせた二種類の海産物、カニとタコ。格差と貧困の広がりを背景としてリバイバルブームとなった(らしい)小林多喜二『蟹工船』。しかし、本当にこの小説に私たちの現実〈リアル〉を読み取ることができるのか?そして、去る10月26日麻生首相の大邸宅を外から拝見しようと歩いていただけの人間を逮捕してしまった通称「ゆでタコ巡査」。ネットで公開された映像(http://asoudetekoiq.blog8.fc2.com/blog-category-3.html)に明らかな、このデタラメな弾圧は大きな抗議の波を生み出し、問題は国会でも取り上げられた。

私たちはいま、不安定を強いる社会への抵抗から、新たな社会を創り出そうとしている。私たちは、「自分たちはこの社会の中で一体何者なのか?」と問いながら『蟹工船』を斜めに読む。私たちは路上で声を上げる度に、タコの吸盤のような権力の魔の手に脅かされる。今回の集会では、『蟹工船』ブームを検証しつつ、フリーターの労働/生存と社会運動に対する弾圧の現在が含む諸問題を、二人の魅力的なゲストを交えて徹底論議したい。

ゲスト:
大澤信亮(小説家、批評家、『フリーターズフリー』『ロスジェネ』編集委員、近著に「柄谷行人論」『新潮』’08年11月号)
田野新一(フリーター全般労働組合執行委員、「反戦と抵抗の祭」実行委員)

★12月24日(水)19:00〜デモ行進
集合場所:今泉公園 (福岡市中央区今泉1-8)

ふざけきった社会、政治に対する苛立ちや怒りを声に出し、叫び、踊り、歌い、あるいは黙ってプラカードを掲げる、とにかく歩く……参加者それぞれのスタイルで、自分たちの身体を政治的に解放するのがデモ行進。自動車が占拠するいつもの道路とは違う「路上」、クリスマスイブの過剰な消費空間とイルミネーションを横目に、開きなおった貧民たち(一揆寸前!)、<持たざるもの>たちの自由を路上で表現しましょう。今回は、今泉公園出発→国体道路→祇園→大博通り→ 呉服町→明治通り→天神→西通り→大名→警固公園……という長距離コース。

鳴り物大歓迎! メッセージを書いたプラカード、ノボリ旗など大歓迎!日没後なのでヒカリモノ(サバ等の青魚類は不可)、太鼓や鳴りモノ、ウツケモノ、モノノケ、ダンサー、コスプレ、カンパ、米、味噌等も熱烈大歓迎!

主催:フリーターユニオン福岡
ホームページ http://fufukuoka.web.fc2.com/
最新情報はブログへ http://fnfukuoka.jugem.jp/

palestine peace song2008年11月27日 16:32

ウリコリアの仲間から。

palestine peace song
words and music by dopehead zo

this song is for peace in palestine
beyond the long isolation wall

no more occupation
no more massacre
for liberty and equality

this song is for liberation of palestine
beyond the long isolation wall

being cut off
we will connect with each other
and sing this song
with joy

female workers
irregular, precarious workers
overcoming the long years of mistreatment

no more discrimination
no more exploitation
for liberty and equality

no matter how differenet languages we speak
even though we live in differnet worlds
we're all for a world without oppression

being cut off
we will connect with each other
and sing this song
with joy

* mp3 file dowbload http://dopehead.net/files/palestine-liberation-02.mp3

大逆事件紀州組石碑2008年11月11日 15:47


松本の仲間からおくってもらった写真。
標石に刻まれているのは、大逆事件でとらえられ、死刑で殺された2人を含む、紀州組6人の名前。(MN)
*http://www.shinguu.jp/modules/guide/index.php?lid=39&cid=1

わたしら貧窮組の末裔や2008年10月31日 13:27

 六十億もする豪邸ってどんなんやろ。わたしもこんど東京にいったら、友達さそて風船もって弁当もって、是非いっぺん見物にいこ。
 それにしても、政治家を三代も続けるとそんな豪邸ができるんやなあ。政治家いうのはよっぽど儲かるとみえる。しかし給料だけでそんな財産ができるわけないから、やっぱりひとにはいえん悪いこといっぱいしてきてはるんやろ。
 それが証拠に、ひと目豪邸をみたろいうて、貧乏人が友達さそて見学ツアーを企画して「規則を守って」歩道を歩き出したとたん三人逮捕や。風船やプラカードもって歩いてただけやで。こりゃ尋常やない。よっぽど後ろ暗いことあるんやで。

 それにしても、あそうさんの顔を見てつくづくおもうんやけど、生まれたときからなんの不自由もない暮らしをしてきはったんやろとおもうのに、なんであんなに顔がゆがんでんのやろ。なんであんなに口がひんまがってんのやろ。これが大金持の顔や。これが一国を代表する首相の顔や。思わず顔をそむけて、目を消毒したくなるわ。
 
 だいたい街頭に出て自分らの意見を表現するのに、ナントカ条例によって制限つけられること自体わたしら納得してるわけやないねん。力関係でしょうことなしに風船も下までさげて歩いてるんやから、せめて自分らがつくった法律ぐらい守らんかいな。もうなりふりかまわんいうかんじやな。これが敵の本性や。

 わたしらは貧窮組の末裔や。
 金持いうのはやっぱりわたしら貧乏人が恐いんやな。貧乏人の反乱がいつおこるかいうていつでも警戒してるんや。こんどの一件はそれをよーく表してると思ったな。
 貧乏人はあっちにもこっちにもいるでえ、いつでも、どこにでも出没するでえ。
 あそうさん!せいぜい貧乏人に気ぃつけやあ。(風)

// でてこい3人! でてこい麻生!! //麻生邸リアリティツアーの不当逮捕に抗議する集会2008年10月31日 13:23

○日時:11月6日(木)19時~
○場所:総評会館203号室(千代田区神田駿河台3-2-11 TEL03-
3253-1771)
○交通:地下鉄東京メトロ千代田線「新御茶ノ水駅」B3出口すぐ。東京メトロ
丸ノ内線「淡路町駅」B3出口徒歩5分。都営地下鉄新宿線「小川町駅」B3出
口徒歩3分。JR「御茶ノ水駅」聖橋口徒歩5分

■ 主催:麻生でてこい!! リアリティツアー救援会 ■
連絡先:asouq(at)sanpal.co.jp (at)を@にかえてください。
blog:http://asoudetekoiq.blog8.fc2.com/

 10月26日、反戦と抵抗の祭〈フェスタ〉のプレ企画である「リアリティツアー2――62億ってどんなだよ。麻生首相のお宅拝見」において、3名が不当逮捕されました。現在、3名ともに10日間の勾留がつき、いぜんとして身柄を拘束されたままでいます。わたしたちは、警察によるいわれのない弾圧に、はげしい怒りを感じています。
 しかし、世の中に無数に存在するツアーのうち、なぜこのツアーだけが妨害されたのでしょうか。いまわたしたちの身のまわりで生じている「格差」「貧困」は、あきらかに政権与党の政策に原因があります。小泉から安倍、福田にいたるまで、政府は金持ちを優遇する一方で、貧しい人びとを切り捨てる新自由主義政策をすすめてきました。麻生内閣も、従来の政策を変更するきざしはまったくありません。
 最近の報道では、土地だけでも62億円といわれる大豪邸に住み、射撃や飲食にいそしんでいる麻生首相の浮世ばなれした暮らしぶりが報じられていました。
 ツアーは、そんな人物が「格差」「貧困」の問題を解決できるのか、大豪邸をこの目で見て、話をしてみようという趣旨のものでした。警察は、このような趣旨をもったツアーを意図的に妨害し、不当逮捕を行ったのです。
 わたしたちは、警察の非道をぜったいに許すことができません。ありもしない罪を着せようとしている警察に断固抗議し、3名をすぐに釈放させるために、ぜひいっしょに声をあげてください。
 3人を返せ。「格差」「貧困」を作りあげてきた責任者であり、今回の警察の不始末の責任をとるべき立場にある麻生太郎首相はここへきて応えろ。
 でてこい3人! でてこい麻生!!

リアリティツアー不当逮捕弾劾声明2008年10月30日 14:49

麻生でてこい!!リアリティツアー救援会
不当逮捕弾劾声明

 10月26日、反戦と抵抗の祭〈フェスタ〉のプレ企画として実施された「リアリティツアー2--62億ってどんなだよ。麻生首相のお宅拝見」において、3人が逮捕され、現在も留置場に身柄を拘束されたままです。私たちはこの逮捕の不当性をここに明らかにするとともに、仲間を連れ去った警視庁公安部および渋谷署に強く抗議します。

■リアリティツアーの目的
 人材派遣会社社長の「ピンハネ御殿」を見学した第1回につづき、今回のリアリティツアーは、その土地だけでも62億円ともいわれる麻生太郎氏の大豪邸を眺めて帰る、というものでした。この間、連日のように麻生首相の金銭感覚をめぐる報道がなされていますが、私たちにもたらされた貧困と格差を解決すべき立場にあるこの人物がどんな暮らしをしているのか、と。しかしこのツアーは、警察
によって解散を余儀なくさせられたのです。

■不当逮捕の経緯
 午後3時、渋谷警察警備課長は渋谷ハチ公前広場に集まった私たちに「歩道で行くぶんにはいいです」「麻生邸まで5、6名ずつ行く分には構わない」等の連絡をしてきました。私たちは、3、40分ほど、ツアーの告知を行った後、およそ50名ほどで、歩道を歩き始めたのです。渋谷警察署との話し合いのとおりに、風船やプラカードを引き下げ、拡声器も使用せず。
 そのわずか5分後、ゆっくりと道玄坂下にさしかかろうとしたそのときです。人ごみのなか、私たちのいちばん前の位置でツアープラカードを目印にもっていた仲間が腕をつかまれ、路上に組み伏せられました。警察は「いけ!いけ!コーボー!コーボー!」を合図にさらに2人の参加者を羽交い絞めにし、3名ともに連れ去っていきました。報道では警察が「再三にわたり警告」したとされていますが、ツアー出発時をのぞいてそのような警告は受けていません。3名の逮捕理由は公安条例(注)違反や公務執行妨害となっていますが、その事実がないことは、私たちが記録した映像にすべて明らかです。また、「参加者が警察に暴行を加えた」といった報道は、警察の意図的な歪曲によるものです。参加者が警察に暴力をふるったという事実などいっさいありません。

■接見妨害と不当な10日間勾留
 その後、3人が留置された渋谷警察署に、私たちは不当逮捕を弾劾するとともに、接見と差し入れを求めました。しかし同署は、接見禁止処分がだされていないうちから面会を拒絶し差し入れも拒否しました。また5時ころ到着した弁護士に対しても接見を認めず、到着後2時間にわたって弁護士接見を妨害しました。面会と差し入れが可能になったのは、午後7時を回ってからです。その後、28日になって3名には10日間の勾留と接見禁止処分がつけられました。警察は不当な弾圧を加えたばかりか、接見交通すら妨げ被疑者の法的権利をも公然と蹂躙し、不当な監禁状態を続けているのです。

このような非道を、私たちは絶対に許すことができません。
 私たちには、いつから歩道を歩く権利がなくなったのでしょうか。数十名の警官に歩道を歩く私たちを過剰に規制させ、まるで予定していたかのように弾圧の命令を下したのは誰でしょうか?
 虚偽の情報をマスコミに伝え、3人にありもしない罪を着せようとしているのは? 
 警察はいつもこのように、自分たちから仕掛けてきて、その禍いを私たちになすりつける。
 麻生首相の豪邸を「見物」されることすらおそれる警察は、私たちの仲間の自由と生活を踏みにじることにはいっさい躊躇がない。
 警察は麻生を守る。
 ならば、私たちは私たちを守る。

怒りをこめて言う!
3人の仲間を、即時解放せよ!
ツアーへの不当弾圧を、謝罪せよ!
麻生太郎首相は部下の不始末の責任をとれ!

2008年10月29日
麻生でてこい!!リアリティツアー救援会

注)東京都公安条例は「集会、結社及び言論、出版その他一切の表現の自由は、これを保障する。」(憲法21条)」とした憲法に違反している。だがその条例においてすら「この条例の各規定は、第一条に定めた集会、集団行進及び集団示威行動以外に集会を行う権利を禁止し、若しくは制限し、又は、集会、政治運動を監督し若しくはプラカード、出版物その他の文書図画を検閲する権限を公安委員会、警察職員又はその他の都吏員、区、市、町、村の吏員若しくは職員に与えるものと解釈してはならない。」(第6条)としている。


わたしたち救援会は、ツアーにたいする今回の不当弾圧に断固抗議するとともに、3名の即時釈放を要求します。抗議声明への賛同をお願いいたします。

声明に賛同します
★賛同
・個人の場合
お名前     (             )
肩書き(あれば)(             )

・団体の場合
貴団体名    (             )

★連帯・支援のメッセージ(お願いします)





声明賛同ないしメッセージはasouq(at)sanpal.co.jp に送ってください。※(at)
は@に置き換えてください

★救援会カンパ宛先
・郵便振替 00110-6-317603 口座名 フリーター全般労働組合
※通信欄に「asou」または「あそう」と大きくお書きください

・銀行振込 みずほ銀行 中野北口支店(243) 普 1025488 ヤマグチモトアキ

麻生でてこい救援ブログ2008年10月27日 16:02

62億円の豪邸を見物に行こうとしただけで逮捕ぉ!?!?
http://asoudetekoiq.blog8.fc2.com/

『ハードスタッフ』の帰還2008年10月27日 16:01

『ハードスタッフ』12号ビラ

天王寺の市営住宅に「13階」がまだあったころ、年に一度くらい虹の会の集まりがそこであった。そのときか、あるいはソウルの仲間が大勢で泊まり込んでいたときのことだったと思う。
エレベーターのちかくですれちがった髪の長いひとがだれだかはひと目でわかった。
そのことをふうさんにいうと、風貌におぼえがあるらしい。
ああ、あのひとなら集会のビラ渡したこともあるけど……何やってるひとなん?
アウシュビッツってバンド……
15年ぶりに発行される徳島の小西昌幸さんの雑誌『ハードスタッフ』は、そのひとの特集だ。
追悼総力特集《林直人の夢の丘》
発売はおそらく今月半ばではないかとのウワサだけれど、模索舎に入ったらすぐに買いにいくつもり。(MN)
*http://noise.livedoor.biz/archives/2008-10.html#20081026

『ハードスタッフ』12号
B5判 192頁 定価1,600円+税 2008.10.28発行
■昔「ゲゲゲの鬼太郎」で目玉のオヤジは、鬼太郎が人生最大の危機に陥ったとき、「幻の汽車」を走らせ我が子を救ったのだった。その「幻の汽車」は、愛する者が傷つき倒れたとき、それを心底救いたいと願う強い心があって初めて、遠い地の果てからやってくるのだという■今、雑誌界にも「幻の汽車」が走ろうとしている。人の心と自然が汚れきった新世紀初頭、深く澄んだ精神の脈打つ雑誌が「幻の汽車」のように走ろうとしている■人はそれが『ハードスタッフ』というミニコミの十二号であることをやがて知ることになるだろう。そしてその発行までの十五年間の苦闘を、人は己の胸に問うことになるだろう■同志諸君、誠に誠に永らくのお待たせだった。大地を揺るがせて『ハードスタッフ』堂々帰還!■地方・小出版流通センター取扱い。最寄りの書店から注文できます。「地方・小出版流通センター取扱いの先鋭疾風社発行『ハードスタッフ』12号を注文します」とお伝え下さい。2週間程度で届きます。