『ハードスタッフ』の帰還2008年10月27日 16:01

『ハードスタッフ』12号ビラ

天王寺の市営住宅に「13階」がまだあったころ、年に一度くらい虹の会の集まりがそこであった。そのときか、あるいはソウルの仲間が大勢で泊まり込んでいたときのことだったと思う。
エレベーターのちかくですれちがった髪の長いひとがだれだかはひと目でわかった。
そのことをふうさんにいうと、風貌におぼえがあるらしい。
ああ、あのひとなら集会のビラ渡したこともあるけど……何やってるひとなん?
アウシュビッツってバンド……
15年ぶりに発行される徳島の小西昌幸さんの雑誌『ハードスタッフ』は、そのひとの特集だ。
追悼総力特集《林直人の夢の丘》
発売はおそらく今月半ばではないかとのウワサだけれど、模索舎に入ったらすぐに買いにいくつもり。(MN)
*http://noise.livedoor.biz/archives/2008-10.html#20081026

『ハードスタッフ』12号
B5判 192頁 定価1,600円+税 2008.10.28発行
■昔「ゲゲゲの鬼太郎」で目玉のオヤジは、鬼太郎が人生最大の危機に陥ったとき、「幻の汽車」を走らせ我が子を救ったのだった。その「幻の汽車」は、愛する者が傷つき倒れたとき、それを心底救いたいと願う強い心があって初めて、遠い地の果てからやってくるのだという■今、雑誌界にも「幻の汽車」が走ろうとしている。人の心と自然が汚れきった新世紀初頭、深く澄んだ精神の脈打つ雑誌が「幻の汽車」のように走ろうとしている■人はそれが『ハードスタッフ』というミニコミの十二号であることをやがて知ることになるだろう。そしてその発行までの十五年間の苦闘を、人は己の胸に問うことになるだろう■同志諸君、誠に誠に永らくのお待たせだった。大地を揺るがせて『ハードスタッフ』堂々帰還!■地方・小出版流通センター取扱い。最寄りの書店から注文できます。「地方・小出版流通センター取扱いの先鋭疾風社発行『ハードスタッフ』12号を注文します」とお伝え下さい。2週間程度で届きます。

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