東京地裁八王子支部305法廷 ― 2007年04月04日 10:49
昨日(4月3日)、中大生協闘争弾圧の勾留理由開示公判に行ってきた。寒さが少し戻って、時々雨がぱらつく空。満開の桜。白い建物。地裁の入り口につくと、いつもの顔が見えた。
「裁判官が若くてピリピリしてるみたい」
えっ、ときくと、今日はずいぶん退廷させられているという。顔をまだいくぶんか紅潮させた仲間をとりまいて、「早かったよ」「すぐだったよねー」と笑い声がひびいた。
14人一挙逮捕というのもあまりないことだけれど、全日勾留理由開示公判のスケジュールがつづくというのはぼくは初めてのこと。午後3時、この日最後の公判が始まった。55席ある席は退廷者の分だけ、歯が欠けたように空いていた。中に入ると、すでに4人の仲間が前に坐らされている。
と、拳を突き上げて仲間に挨拶をした隣席の友人が即刻退廷を命令される。席を立たぬ彼は係官に取り囲まれ、「執行!」という声とともに、無理矢理ひきづられていった。きいていたとおり、まだ子供っぽさの残る裁判官は、場内の一挙一動に目をこらし、ここぞとばかり機敏に指を指す。「退廷」「退廷」「退廷」「退廷」……手を挙げた、拍手した、不規則発言をした。退廷は合計8人以上。
この日の勾留理由開示公判は、無内容の再放送みたいなものだった。勾留の理由は、証拠隠滅の恐れがある。だから釈放できぬ、ということらしい。かれらの罪状は建造物侵入の現行犯。どうすれば「証拠」を隠滅できるのか。筋の通らぬ話だが、結局のところ、黙秘権行使に対する報復なのだ。件の裁判官は、弁護士が問いただしても、付け加える事はない、すでに説明した理由で十分だと考える云々……覚えた短いセリフを、ただただ繰り返すのみ。まるで九官鳥だった。
弁護士の質問が終わると、次は4人それぞれが意見を云う番になった。4人の仲間は一端扉の外へ出され、1人ずつ、再入場させられ、手錠と腰縄をはずされて、話しだす。
裁判官への直裁な非難、不当逮捕の弾劾、悪質企業中大生協及び弾圧を後押しした中大当局の糾弾、組合活動に参加した自らの正当性……ある者はぼやきながら笑いをさそい、ある者は激しく弾劾して傍聴席から何度となく同調の声を引き出し、ある者は淡々と……。
話し終えた仲間は、腰縄をつけ直され、手錠をかけられて、ふたたび扉の外へ消えていく。縄を縛られる、そのほんのわずかな微妙な時間に、私たちは低い声をあげ、胸のところで拳をつくり、しきりに目線で頷き合う。
勾留理由開示公判なんて、べつに何度も行きたくない。でも、法廷の策越しに交わす、押し殺された感情の交換の意味は、仲間にしかわかるまい。
……尻切れトンボですが、以上、昨日の法廷のメモとして。引き続き、中大生協闘争弾圧への注目を!(MN)
「裁判官が若くてピリピリしてるみたい」
えっ、ときくと、今日はずいぶん退廷させられているという。顔をまだいくぶんか紅潮させた仲間をとりまいて、「早かったよ」「すぐだったよねー」と笑い声がひびいた。
14人一挙逮捕というのもあまりないことだけれど、全日勾留理由開示公判のスケジュールがつづくというのはぼくは初めてのこと。午後3時、この日最後の公判が始まった。55席ある席は退廷者の分だけ、歯が欠けたように空いていた。中に入ると、すでに4人の仲間が前に坐らされている。
と、拳を突き上げて仲間に挨拶をした隣席の友人が即刻退廷を命令される。席を立たぬ彼は係官に取り囲まれ、「執行!」という声とともに、無理矢理ひきづられていった。きいていたとおり、まだ子供っぽさの残る裁判官は、場内の一挙一動に目をこらし、ここぞとばかり機敏に指を指す。「退廷」「退廷」「退廷」「退廷」……手を挙げた、拍手した、不規則発言をした。退廷は合計8人以上。
この日の勾留理由開示公判は、無内容の再放送みたいなものだった。勾留の理由は、証拠隠滅の恐れがある。だから釈放できぬ、ということらしい。かれらの罪状は建造物侵入の現行犯。どうすれば「証拠」を隠滅できるのか。筋の通らぬ話だが、結局のところ、黙秘権行使に対する報復なのだ。件の裁判官は、弁護士が問いただしても、付け加える事はない、すでに説明した理由で十分だと考える云々……覚えた短いセリフを、ただただ繰り返すのみ。まるで九官鳥だった。
弁護士の質問が終わると、次は4人それぞれが意見を云う番になった。4人の仲間は一端扉の外へ出され、1人ずつ、再入場させられ、手錠と腰縄をはずされて、話しだす。
裁判官への直裁な非難、不当逮捕の弾劾、悪質企業中大生協及び弾圧を後押しした中大当局の糾弾、組合活動に参加した自らの正当性……ある者はぼやきながら笑いをさそい、ある者は激しく弾劾して傍聴席から何度となく同調の声を引き出し、ある者は淡々と……。
話し終えた仲間は、腰縄をつけ直され、手錠をかけられて、ふたたび扉の外へ消えていく。縄を縛られる、そのほんのわずかな微妙な時間に、私たちは低い声をあげ、胸のところで拳をつくり、しきりに目線で頷き合う。
勾留理由開示公判なんて、べつに何度も行きたくない。でも、法廷の策越しに交わす、押し殺された感情の交換の意味は、仲間にしかわかるまい。
……尻切れトンボですが、以上、昨日の法廷のメモとして。引き続き、中大生協闘争弾圧への注目を!(MN)
石原はもうたくさん ― 2007年04月07日 16:10
以下、私の友人の友人から回ってきたメールです。ご一読を、ぜひ!
あいつはファシストだとか、誰それはレイシストだとか。他人を決めつけて叩くような物言いは極力してはならないとは思う。
でもそれがあてはまるのは、石原慎太郎以外のこと。
石原なんてあいつの好きな尖閣諸島の巨大ザメの餌にでもしたらいいのに——というのは冗談だけど、とにかく都知事はもうやめとくれ。石原はもうたくさん。(MN)
【BCC同報をおゆるしください】
【このメールも転送・転載も公選法上まったく合法です】
このメールは私のお知り合い・関係MLへお送りしております。
東京の都知事選の投票が8日(日曜日)にせまっています。
石原都知事による都政を終わらせるために、皆様にこのメールの転送、ブログ転載をお願いしたいのです。公選法で禁止されていない「落選運動」です。
http://katteren.blog97.fc2.com/blog-entry-2.html
石原慎太郎氏は、2 期8年、都知事のイスに座ってきました。すでに74歳の高齢です。彼の政治は、ディーゼル車規制や国への対決姿勢など、プラスに見える部分もあるものの、あくまでそれはごく一部。人権無視で好戦的、福祉の切り捨て、その一方で身内による税金の私物化など、あまりにも、ひどいものでした。
銀座に戦車を走らせたことに象徴されるように、彼の都政は、市民社会に必要な「異なる考え・価値観の者が共生できる寛容」を失わせる強圧的なものでした。
たとえば、教育現場での日の丸・君が代の押し付けが、全国でも突出した大量の処分を通じて行われてきました。これには天皇も「強制でないのが好ましい」と園遊会で苦言を呈するほどですが、拍車がかかるばかりで、見直される気配はありません。
広く知られているように、「ババアが生きてるのは無駄で罪」「ああいう人(重度障害者)に人格あるのかね」「外務省の田中っていうヤツ、爆弾仕掛けられて、あったり前の話だ」など、行政の長以前に、人として許しがたい発言も次々と行ってきました。
http://nvc.halsnet.com/jhattori/rakusen/ishihara/index.htm
オリンピック招致賛同決議を否決した瑞穂町議会に対して「頭がどうかしてるんじゃないの」「あとで吠え面かかないほうがいいよ」などと言ったのは有名ですが、三宅島をはじめ、こうした脅しめいた言葉を投げられた地域住民はたくさんいます(斉藤貴男「空疎な小皇帝」ちくま文庫など)。
障がい者や同性愛者、在日外国人などの少数者は存在を否定され、侮辱されてきました。石原都政は、人間の尊厳、人々の誇りを否定する政治でした。
こうした政治は結局、少数者や一部地域だけでなく、大多数の人々にも悪影響を及ぼします。福祉・保健医療は切り捨てられ、保健所に続いて、今や都立病院も半減させられようとしています。HIV(エイズ)感染はますます広がっているのに、HIV対策費は減らされています。
困ったことに、こうした都政のあり方は全国へ、そして国政へと悪い影響を与え続けてきました。
石原都知事は、今回の選挙で、佐々淳行氏を選対本部長にすえました。佐々氏は、この3年間に、都の税金による高額接待をもっとも多く受けている人物です。いくらなんでも納税者をばかにしています。
http://homepage2.nifty.com/taxeater/top.html
しかし、私たちには希望があります。
検討資料として下に転載した新聞記事に見られるように、もしかしたら石原氏の3選を防ぐことができるかもしれない情勢です。無党派の人々が動けば結果に結びつきます。選挙に関わったことのない多くの市民が立ち上がっています。
石原都政のもとで侮辱され、否定されてきた少数者たち。後輩たちが置かれている状況を見過ごせない教師OBたち。ムチャクチャな再開発を押し付けられた各地の住民たち。彼女たち、彼らは、これからの4年間を賭けて、必死に人々に呼びかけています。石原都政が続けば、事態はあと4年分、悪化し続けるのは目に見えているからです。
子どもたちから「あの時、何をしていたの?」と言われないように、今、できることをしませんか?
お願いします。このメールをお知り合いに転送し、また、あなたのブログに転載してください。全国にかかわることだから、東京の人に限ることはありません。転送の輪が広がれば、私たちの「微力」が積み重なって、もしかしたら大きな力になって、日本、そして世界の未来を変えられるかもしれません。一人が5人に転送してくれれば、9ステップ目で東京の人口を、12ステップ目で日本の全人口を超えます!このメールを読んであなたがすぐ転送してくれれば、ネットならあっという間です。
このメールの転送の輪が広がり、そして一人一人が投票所でなすべきことをすれば、こんな状況を終わらせることができます。
私たち一人ひとりは「微力」ではあっても「無力」ではないのです!
〈検討資料〉
◆4月1日読売新聞(11面)より
————————————————————————————————————
2期の実績をアピールする石原がリードし、浅野が激しく追っている。石原は、ディーゼル車の排ガス規制などを実現させた強力なリーダーシップへの評価で幅広い層で支持を集める。反面、トップダウンの政治手法など“石原流”への批判もあり、全体の46%を占め、5割が態度未定の無党派層の動向次第では、情勢が流動的になる可能性もある。
高額の出張旅費などで批判を浴びた危機感から、過去2回とは一転して自民と公明に支援を要請。無党派層を取り込むため、政党推薦の形式は取らないが、国政時代にもなかった組織型選挙を展開する。自民支持層の6割、公明支持層の6割弱を固め、民主支持層の2割の支持も得ている。
浅野は、過去3回の宮城県知事選と同様、市民参加型の選挙戦を重視し、無党派層では石原に迫る勢い。ただ、街頭演説でも、支援する民主、社民の政党色を消してきたため、両党支持層への浸透が進んでいない。支持層の5割しか固め切れていない民主は、管代表代行ら党幹部が連日応援に入り、巻き返しを図る。
吉田は共産支持層の一部が浅野に流れるなど、苦戦している。
————————————————————————————————————
◆石原都政についてのリソース
税喰う人々(知事交際費の実際の文書が見られます)
http://homepage2.nifty.com/taxeater/top.html
さよなら石原都知事(石原都知事の暴言やその8年間の軌跡を徹底検証)
http://nvc.halsnet.com/jhattori/rakusen/ishihara/index.htm
レッドパイパー(反石原のさまざまな動きの紹介)
http://www.red-piper.com/(過去ログを見られます)
日録(不定期)
http://d.hatena.ne.jp/vox_populi/
◆都知事選についてのリソース
janjan
http://www.janjan.jp/special/toitusen/list.php
http://www.senkyo.janjan.jp/bin/manifest/search.php
ohmynews
http://www.ohmynews.co.jp/HotIssueTop.aspx?newstype_id=2&type_id=070322
東京都知事選勝手連情報
http://tokyokatteren.jugem.jp/
◆公選法について
ネット時代の勝手連と公選法
http://katteren.blog97.fc2.com/
あいつはファシストだとか、誰それはレイシストだとか。他人を決めつけて叩くような物言いは極力してはならないとは思う。
でもそれがあてはまるのは、石原慎太郎以外のこと。
石原なんてあいつの好きな尖閣諸島の巨大ザメの餌にでもしたらいいのに——というのは冗談だけど、とにかく都知事はもうやめとくれ。石原はもうたくさん。(MN)
【BCC同報をおゆるしください】
【このメールも転送・転載も公選法上まったく合法です】
このメールは私のお知り合い・関係MLへお送りしております。
東京の都知事選の投票が8日(日曜日)にせまっています。
石原都知事による都政を終わらせるために、皆様にこのメールの転送、ブログ転載をお願いしたいのです。公選法で禁止されていない「落選運動」です。
http://katteren.blog97.fc2.com/blog-entry-2.html
石原慎太郎氏は、2 期8年、都知事のイスに座ってきました。すでに74歳の高齢です。彼の政治は、ディーゼル車規制や国への対決姿勢など、プラスに見える部分もあるものの、あくまでそれはごく一部。人権無視で好戦的、福祉の切り捨て、その一方で身内による税金の私物化など、あまりにも、ひどいものでした。
銀座に戦車を走らせたことに象徴されるように、彼の都政は、市民社会に必要な「異なる考え・価値観の者が共生できる寛容」を失わせる強圧的なものでした。
たとえば、教育現場での日の丸・君が代の押し付けが、全国でも突出した大量の処分を通じて行われてきました。これには天皇も「強制でないのが好ましい」と園遊会で苦言を呈するほどですが、拍車がかかるばかりで、見直される気配はありません。
広く知られているように、「ババアが生きてるのは無駄で罪」「ああいう人(重度障害者)に人格あるのかね」「外務省の田中っていうヤツ、爆弾仕掛けられて、あったり前の話だ」など、行政の長以前に、人として許しがたい発言も次々と行ってきました。
http://nvc.halsnet.com/jhattori/rakusen/ishihara/index.htm
オリンピック招致賛同決議を否決した瑞穂町議会に対して「頭がどうかしてるんじゃないの」「あとで吠え面かかないほうがいいよ」などと言ったのは有名ですが、三宅島をはじめ、こうした脅しめいた言葉を投げられた地域住民はたくさんいます(斉藤貴男「空疎な小皇帝」ちくま文庫など)。
障がい者や同性愛者、在日外国人などの少数者は存在を否定され、侮辱されてきました。石原都政は、人間の尊厳、人々の誇りを否定する政治でした。
こうした政治は結局、少数者や一部地域だけでなく、大多数の人々にも悪影響を及ぼします。福祉・保健医療は切り捨てられ、保健所に続いて、今や都立病院も半減させられようとしています。HIV(エイズ)感染はますます広がっているのに、HIV対策費は減らされています。
困ったことに、こうした都政のあり方は全国へ、そして国政へと悪い影響を与え続けてきました。
石原都知事は、今回の選挙で、佐々淳行氏を選対本部長にすえました。佐々氏は、この3年間に、都の税金による高額接待をもっとも多く受けている人物です。いくらなんでも納税者をばかにしています。
http://homepage2.nifty.com/taxeater/top.html
しかし、私たちには希望があります。
検討資料として下に転載した新聞記事に見られるように、もしかしたら石原氏の3選を防ぐことができるかもしれない情勢です。無党派の人々が動けば結果に結びつきます。選挙に関わったことのない多くの市民が立ち上がっています。
石原都政のもとで侮辱され、否定されてきた少数者たち。後輩たちが置かれている状況を見過ごせない教師OBたち。ムチャクチャな再開発を押し付けられた各地の住民たち。彼女たち、彼らは、これからの4年間を賭けて、必死に人々に呼びかけています。石原都政が続けば、事態はあと4年分、悪化し続けるのは目に見えているからです。
子どもたちから「あの時、何をしていたの?」と言われないように、今、できることをしませんか?
お願いします。このメールをお知り合いに転送し、また、あなたのブログに転載してください。全国にかかわることだから、東京の人に限ることはありません。転送の輪が広がれば、私たちの「微力」が積み重なって、もしかしたら大きな力になって、日本、そして世界の未来を変えられるかもしれません。一人が5人に転送してくれれば、9ステップ目で東京の人口を、12ステップ目で日本の全人口を超えます!このメールを読んであなたがすぐ転送してくれれば、ネットならあっという間です。
このメールの転送の輪が広がり、そして一人一人が投票所でなすべきことをすれば、こんな状況を終わらせることができます。
私たち一人ひとりは「微力」ではあっても「無力」ではないのです!
〈検討資料〉
◆4月1日読売新聞(11面)より
————————————————————————————————————
2期の実績をアピールする石原がリードし、浅野が激しく追っている。石原は、ディーゼル車の排ガス規制などを実現させた強力なリーダーシップへの評価で幅広い層で支持を集める。反面、トップダウンの政治手法など“石原流”への批判もあり、全体の46%を占め、5割が態度未定の無党派層の動向次第では、情勢が流動的になる可能性もある。
高額の出張旅費などで批判を浴びた危機感から、過去2回とは一転して自民と公明に支援を要請。無党派層を取り込むため、政党推薦の形式は取らないが、国政時代にもなかった組織型選挙を展開する。自民支持層の6割、公明支持層の6割弱を固め、民主支持層の2割の支持も得ている。
浅野は、過去3回の宮城県知事選と同様、市民参加型の選挙戦を重視し、無党派層では石原に迫る勢い。ただ、街頭演説でも、支援する民主、社民の政党色を消してきたため、両党支持層への浸透が進んでいない。支持層の5割しか固め切れていない民主は、管代表代行ら党幹部が連日応援に入り、巻き返しを図る。
吉田は共産支持層の一部が浅野に流れるなど、苦戦している。
————————————————————————————————————
◆石原都政についてのリソース
税喰う人々(知事交際費の実際の文書が見られます)
http://homepage2.nifty.com/taxeater/top.html
さよなら石原都知事(石原都知事の暴言やその8年間の軌跡を徹底検証)
http://nvc.halsnet.com/jhattori/rakusen/ishihara/index.htm
レッドパイパー(反石原のさまざまな動きの紹介)
http://www.red-piper.com/(過去ログを見られます)
日録(不定期)
http://d.hatena.ne.jp/vox_populi/
◆都知事選についてのリソース
janjan
http://www.janjan.jp/special/toitusen/list.php
http://www.senkyo.janjan.jp/bin/manifest/search.php
ohmynews
http://www.ohmynews.co.jp/HotIssueTop.aspx?newstype_id=2&type_id=070322
東京都知事選勝手連情報
http://tokyokatteren.jugem.jp/
◆公選法について
ネット時代の勝手連と公選法
http://katteren.blog97.fc2.com/
Kくんへ ― 2007年04月08日 15:38
Kくんが都知事選で石原を落とすために走り回ってる——というんで、わたしもこれは応援せな、と思って、ブログに文章かいたり、Kくんからのメールを転送したりしたんやけど……
さて、結果はどうでるか——
お昼のニュースをみたら、前回より多少投票率が上がってるそうや。いままで選挙なんかにいかんかったひとも投票所に足を運んでるいうことは、反石原の人達が動いたいうことやな。
選挙運動いうのは、やればやるほどその気になっていくもんらしい。あの奥崎謙三さんなんか、当選するはずがないのに、だんだんひょっとするとひょっとする、とその気になって、当選したあかつきには、国会の任命式?のとき、天皇がでてくるやろ、そのチャンスをねらって、絶対、天皇にションベンかけたる、いうてはったもんな。
ま、浅野さんは、奥崎さんの場合とは違うから比べられへんけど、この選挙を一生懸命がんばったKくんたちは、だんだん浅野さんが当選するかも、という手ごたえをもったと思うんや。
Kくんが送ってくれた——
とりあえずこの映像がオススメです。この選挙の頂点のひとつである「新宿2丁目集会」です。
ゲイの人々、400人以上が小雨の中、歩道を埋め尽くしました。感動的でした。
http://www.youtube.com/watch?v=5yAT2-IJ9Fk
あと、渋谷での映像——
最初に演説している若い女性は、ロフトプラスワンのイベントにも出演した要友紀子さんで、風俗で働く女性の連帯組織をやっているひとです。「候補者を育てるんだ」と言って、主体意識を手放さないのがいいです。
http://www.youtube.com/watch?v=laow-Z5aUmM
——をみて、わたしもすっごく熱いものを感じた。こんな映像はテレビに映らんから知らんかった。いろんな動きがたしかにでてきてるんや、とわたしも実感したよ。
Kくんがいうように「この選挙は、もはや選挙を超えた運動になって」いるんやなって。
そんなKくんに、まだ勝負が決まるまえにこんなこというのはなんやけど、浅野さんが当選せんかってもがっかりすることはないんやで。こんどの「選挙」運動をとおして、まきおこった、虐げられっぱなしはもういやや、という少数派の声を呼び起こし、そこで生まれたダイナミズムこそが、Kくんたちが獲得したもんや。 はじめてひとまえで声を出し、自分を直接表現したことの意味の重大さ。
もし、浅野さんが当選したら(浅野さんがどんなにましな人であっても)、当選した瞬間から、彼は為政者の立場に否応なしに立つことになるわけや。わたしらとは対立する立場にどうしても立たざるをえない。これは、過去の例からみて、例外はないんやから。わたしらは、誰かに託したり、代弁してもらったり、かわりにやってもらったりでない、自分たちの必要なことは自分たちでやるという「直接行動」の「奪還」をこそめざしてるんやから。こんどの「選挙」運動の中で、そういう場面にKくんはたくさん立ち会ってきたんや。そのことこそが希望なんや。わたしらには、たしかに仲間がいるんやって、Kくんがおしえてくれたんや。(風)
さて、結果はどうでるか——
お昼のニュースをみたら、前回より多少投票率が上がってるそうや。いままで選挙なんかにいかんかったひとも投票所に足を運んでるいうことは、反石原の人達が動いたいうことやな。
選挙運動いうのは、やればやるほどその気になっていくもんらしい。あの奥崎謙三さんなんか、当選するはずがないのに、だんだんひょっとするとひょっとする、とその気になって、当選したあかつきには、国会の任命式?のとき、天皇がでてくるやろ、そのチャンスをねらって、絶対、天皇にションベンかけたる、いうてはったもんな。
ま、浅野さんは、奥崎さんの場合とは違うから比べられへんけど、この選挙を一生懸命がんばったKくんたちは、だんだん浅野さんが当選するかも、という手ごたえをもったと思うんや。
Kくんが送ってくれた——
とりあえずこの映像がオススメです。この選挙の頂点のひとつである「新宿2丁目集会」です。
ゲイの人々、400人以上が小雨の中、歩道を埋め尽くしました。感動的でした。
http://www.youtube.com/watch?v=5yAT2-IJ9Fk
あと、渋谷での映像——
最初に演説している若い女性は、ロフトプラスワンのイベントにも出演した要友紀子さんで、風俗で働く女性の連帯組織をやっているひとです。「候補者を育てるんだ」と言って、主体意識を手放さないのがいいです。
http://www.youtube.com/watch?v=laow-Z5aUmM
——をみて、わたしもすっごく熱いものを感じた。こんな映像はテレビに映らんから知らんかった。いろんな動きがたしかにでてきてるんや、とわたしも実感したよ。
Kくんがいうように「この選挙は、もはや選挙を超えた運動になって」いるんやなって。
そんなKくんに、まだ勝負が決まるまえにこんなこというのはなんやけど、浅野さんが当選せんかってもがっかりすることはないんやで。こんどの「選挙」運動をとおして、まきおこった、虐げられっぱなしはもういやや、という少数派の声を呼び起こし、そこで生まれたダイナミズムこそが、Kくんたちが獲得したもんや。 はじめてひとまえで声を出し、自分を直接表現したことの意味の重大さ。
もし、浅野さんが当選したら(浅野さんがどんなにましな人であっても)、当選した瞬間から、彼は為政者の立場に否応なしに立つことになるわけや。わたしらとは対立する立場にどうしても立たざるをえない。これは、過去の例からみて、例外はないんやから。わたしらは、誰かに託したり、代弁してもらったり、かわりにやってもらったりでない、自分たちの必要なことは自分たちでやるという「直接行動」の「奪還」をこそめざしてるんやから。こんどの「選挙」運動の中で、そういう場面にKくんはたくさん立ち会ってきたんや。そのことこそが希望なんや。わたしらには、たしかに仲間がいるんやって、Kくんがおしえてくれたんや。(風)
狼がきた! 国家と死刑と戦争と 大道寺将司さん・益永利明さんの第2次再審請求棄却に抗議しすべての死刑執行停止を求める4.14集会 ― 2007年04月09日 10:01
日が迫ってきたので、もう一度掲載します。
会場でお会いしましょう。(風・MN)
http://saluton.asablo.jp/blog/2007/03/03/1223575
狼がきた! 国家と死刑と戦争と
大道寺将司さん・益永利明さんの第2次再審請求棄却に抗議しすべての死刑執行停止を求める4.14集会
日時 2007年4月14日(土)
開場:午後1時30分
開演:午後2時
場所:文京区民センター2A 資料代500円
program(予定):
講演:国家と死刑と戦争と一一死刑廃止運動のこれまで、これから 安田好弘弁護士
報告1 再審弁護団から
報告2 死刑に直面する「政治囚」たち 永田洋子さん・坂口弘さん・大森勝久さん(各救援関係者から)……など
虹会:集会後同会場にて(実費1000円+持込・差入歓迎)
主催:集会実行委員会 東京都港区新橋2-8-16 石田ビル4階 気付
東アジア反日武装戦線への死刑・重刑攻撃とたたかう支援連絡会議
昨年11月22日、東京地裁刑事5部は、大道寺将司さん、益永利明さんの第2次再審請求を棄却しました。二人は「東アジア反日武装戦線・狼部隊」として、三菱重工を初めとする海外侵略企業などに爆破攻撃を行なったことにより、他の仲間とともに捕らえられ、1987年3月24日、最高裁で死刑判決が確定しました。三菱重工爆破の際に多くの死傷者を出してしまったことについて、裁判所は一貫して「彼らは爆弾の威力を十分認識しており、殺意があった」と決めつけましたが、再審請求では、さまざまな実験を重ねて彼らの使用した爆薬の特殊性を発見し、その威力や結果は誰にも予測できなかったことを立証しつつ、「殺意の不存在」を主張してきました。しかし、裁判所は再び「そのような主張があるにしても、殺意の認定に影響はない」として、請求を棄却したのです。(現在、東京高裁に即時抗告の手続きが行われています。)
死刑確定者をめぐる状況は、非常に厳しくなっています。昨年11月29日には、「連合赤軍」の永田洋子さん、坂口弘さんの再審請求が棄却され、12月25日には、安倍政権下で就任したばかりの長勢法務大臣によって、一度に4人もの死刑が執行され、翌26日には、名張毒ぶどう酒事件で冤罪を訴えている奥西勝さんの再審開始決定が覆されました。執行された4人のなかには高齢で歩くこともできないほど体の弱った人も、再審請求を準備中の人も、無実を訴えていた人もいました。政府・法務省は、一人ひとりの事情などお構いなしに、また、死刑廃止を求める多くの声に耳を貸すことなく、執行を繰り返しています。そこには、教育基本法を改悪し、防衛庁を防衛省に「昇格」させ、「憲法改悪」をもくろみながら、着々と戦争準備を進める安倍政権の姿勢をはっきりと見て取ることができます。「戦争をやりやすい国」に抵抗する者、邪魔な者、無用な者を抹殺するものとして日本政府は死刑制度を維持し、強化しています。
大道寺さん・益永さんは、彼らの再審研究会をはじめ、全国各地の多くの友人たちに支えられて、確定からの20年間、国に命を奪わせることなく、生きぬき、闘いぬいてきました。この力を結集して、必ずや二人の死刑執行を阻止し、死刑廃止の道を切り開いていかなければなりません。
きたる4月14日(土)の午後、「狼がきた! 国家と死刑と戦争と」と題し、大道寺さん・益永さんの第2次再審請求棄却に抗議するとともに、すべての死刑執行をやめさせることをめざして、集会をもちます。多くの皆さんの参加を呼びかけます。
会場でお会いしましょう。(風・MN)
http://saluton.asablo.jp/blog/2007/03/03/1223575
狼がきた! 国家と死刑と戦争と
大道寺将司さん・益永利明さんの第2次再審請求棄却に抗議しすべての死刑執行停止を求める4.14集会
日時 2007年4月14日(土)
開場:午後1時30分
開演:午後2時
場所:文京区民センター2A 資料代500円
program(予定):
講演:国家と死刑と戦争と一一死刑廃止運動のこれまで、これから 安田好弘弁護士
報告1 再審弁護団から
報告2 死刑に直面する「政治囚」たち 永田洋子さん・坂口弘さん・大森勝久さん(各救援関係者から)……など
虹会:集会後同会場にて(実費1000円+持込・差入歓迎)
主催:集会実行委員会 東京都港区新橋2-8-16 石田ビル4階 気付
東アジア反日武装戦線への死刑・重刑攻撃とたたかう支援連絡会議
昨年11月22日、東京地裁刑事5部は、大道寺将司さん、益永利明さんの第2次再審請求を棄却しました。二人は「東アジア反日武装戦線・狼部隊」として、三菱重工を初めとする海外侵略企業などに爆破攻撃を行なったことにより、他の仲間とともに捕らえられ、1987年3月24日、最高裁で死刑判決が確定しました。三菱重工爆破の際に多くの死傷者を出してしまったことについて、裁判所は一貫して「彼らは爆弾の威力を十分認識しており、殺意があった」と決めつけましたが、再審請求では、さまざまな実験を重ねて彼らの使用した爆薬の特殊性を発見し、その威力や結果は誰にも予測できなかったことを立証しつつ、「殺意の不存在」を主張してきました。しかし、裁判所は再び「そのような主張があるにしても、殺意の認定に影響はない」として、請求を棄却したのです。(現在、東京高裁に即時抗告の手続きが行われています。)
死刑確定者をめぐる状況は、非常に厳しくなっています。昨年11月29日には、「連合赤軍」の永田洋子さん、坂口弘さんの再審請求が棄却され、12月25日には、安倍政権下で就任したばかりの長勢法務大臣によって、一度に4人もの死刑が執行され、翌26日には、名張毒ぶどう酒事件で冤罪を訴えている奥西勝さんの再審開始決定が覆されました。執行された4人のなかには高齢で歩くこともできないほど体の弱った人も、再審請求を準備中の人も、無実を訴えていた人もいました。政府・法務省は、一人ひとりの事情などお構いなしに、また、死刑廃止を求める多くの声に耳を貸すことなく、執行を繰り返しています。そこには、教育基本法を改悪し、防衛庁を防衛省に「昇格」させ、「憲法改悪」をもくろみながら、着々と戦争準備を進める安倍政権の姿勢をはっきりと見て取ることができます。「戦争をやりやすい国」に抵抗する者、邪魔な者、無用な者を抹殺するものとして日本政府は死刑制度を維持し、強化しています。
大道寺さん・益永さんは、彼らの再審研究会をはじめ、全国各地の多くの友人たちに支えられて、確定からの20年間、国に命を奪わせることなく、生きぬき、闘いぬいてきました。この力を結集して、必ずや二人の死刑執行を阻止し、死刑廃止の道を切り開いていかなければなりません。
きたる4月14日(土)の午後、「狼がきた! 国家と死刑と戦争と」と題し、大道寺さん・益永さんの第2次再審請求棄却に抗議するとともに、すべての死刑執行をやめさせることをめざして、集会をもちます。多くの皆さんの参加を呼びかけます。
中大生協闘争弾圧14名全員奪還 ― 2007年04月14日 18:48
遅ればせながらのご報告。3月25日、中大生協闘争で弾圧された14人は、昨日(4月13日)、午後2時くらいまでに、全員釈放されたとのこと。(MN)
自由と生存のメーデー '07へ! ― 2007年04月15日 06:42
自由と生存のメーデーの詳細が決まりました。
今年は渋谷・原宿からはなれ、新宿・大久保に転戦。
最新情報は、下記ウェブページでチェックを。
ウリの仲間のみなさん、会場で会おう!(MN)
★
////自由と生存のメーデー 07—プレカリアートの反攻////
http://mayday2007.nobody.jp/
○日時:2007年4月30日(月・休)
○メーデー07
<集合>12:00-12:30 大久保区民センター(新宿区大久保2-12-7)
※JR新大久保駅から明治通り方向に約600m。ペアーレ新宿裏
【反攻1】13:00-14:00 メーデー宣言集会(区民センターホール)
【反攻2】14:00-16:00 歌舞伎町周回!サウンド+?デモ
区民センター⇒(大久保通り)⇒新大久保・大久保駅前⇒(小滝橋通り)⇒新宿大ガード⇒(靖国通り)⇒歌舞伎町前⇒OIMEN横⇒(明治通り)⇒(大久保通り)⇒区民センター
http://maps.google.co.jp/maps/ms?hl=ja&ie=UTF8&om=1&z=16&ll=35.697386,139.701355&spn=0.011397,0.014827&msid=113693097359521632284.00000111dd0934f650a94&msa=0
【反攻3】 16:30-21:00 プレカリアート交流集会(区民センターホール)
・トークセッション
司会:雨宮処凛(作家)/QT(フリーター全般労組)
提起:湯浅誠(NPO法人 舫(もやい)事務局長)
矢部史郎(思想誌『VOL』編集委員)
・軽食ブース by 抵抗食の会(仮)(区民センター調理室)
・他企画準備中!
※集会参加:会場費カンパ500円/デモのみ参加:無料
○呼びかけ:フリーター全般労働組合
<運営上の確認> 政治的立場の違いを暴力によって「解決」することを実践し、その行為と思想を正当化し続ける人びとの参加はおことわりします。
今年は渋谷・原宿からはなれ、新宿・大久保に転戦。
最新情報は、下記ウェブページでチェックを。
ウリの仲間のみなさん、会場で会おう!(MN)
★
////自由と生存のメーデー 07—プレカリアートの反攻////
http://mayday2007.nobody.jp/
○日時:2007年4月30日(月・休)
○メーデー07
<集合>12:00-12:30 大久保区民センター(新宿区大久保2-12-7)
※JR新大久保駅から明治通り方向に約600m。ペアーレ新宿裏
【反攻1】13:00-14:00 メーデー宣言集会(区民センターホール)
【反攻2】14:00-16:00 歌舞伎町周回!サウンド+?デモ
区民センター⇒(大久保通り)⇒新大久保・大久保駅前⇒(小滝橋通り)⇒新宿大ガード⇒(靖国通り)⇒歌舞伎町前⇒OIMEN横⇒(明治通り)⇒(大久保通り)⇒区民センター
http://maps.google.co.jp/maps/ms?hl=ja&ie=UTF8&om=1&z=16&ll=35.697386,139.701355&spn=0.011397,0.014827&msid=113693097359521632284.00000111dd0934f650a94&msa=0
【反攻3】 16:30-21:00 プレカリアート交流集会(区民センターホール)
・トークセッション
司会:雨宮処凛(作家)/QT(フリーター全般労組)
提起:湯浅誠(NPO法人 舫(もやい)事務局長)
矢部史郎(思想誌『VOL』編集委員)
・軽食ブース by 抵抗食の会(仮)(区民センター調理室)
・他企画準備中!
※集会参加:会場費カンパ500円/デモのみ参加:無料
○呼びかけ:フリーター全般労働組合
<運営上の確認> 政治的立場の違いを暴力によって「解決」することを実践し、その行為と思想を正当化し続ける人びとの参加はおことわりします。
★ダメーデー07 〜爭わせるものとの爭いの為に〜 ― 2007年04月17日 10:01
松本の友人たちもメーデーを開催。
自由と生存のメーデーと同じく、こちらも3回目かな? がんばろう!(MN)
★ダメーデー07 〜爭わせるものとの爭いの為に〜
HP:http://damayday.nomasters.com/
ビラ:http://nomasters.com/damayday_07.pdf
2007年4月28日(土) 松本駅前
16:00〜 路上酒宴
17:00〜 路上徘徊
自身を支配し貶めるものと一体化することを促すあらゆる道徳と秩序を、我々は廃棄しよう。
国家や企業と一体化し、ほどほどにしか働かない者・無能な者・非効率な者・理解できない者・一体化できない者を敵視することをやめ、そのような敵視を煽り、競争と戦争を仕掛けるものたちを名指し、奴らとの間にこそ、新たな敵対性を構築しよう。
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
「とにかく頑張って仕事をするしかない」というワケの分からない状態に、我々は留置されている。仕事をさっさと終わらせて午後には路上で一杯やれるならば多少は頑張りもしよう。しかし現実には頑張った分だけ別の仕事が上積みされ、翌日には今日頑張ってこなした分が予め要請されるのが職場の常というものだ。ならば、頑張ること・要領よく仕事をこなすことは、自らの首を絞めていくことであり、同時に、労働力の安売りに拍車をかけ、「自己責任」で過労死させられるような過酷な労働条件や低賃金をすすんで受け入れることを就労の条件へと書き加えることに他ならない。
そこで率先して働く我々の言葉や目線は、いつしか会社や国家の立場と一体化した目線や言葉になってはいないだろうか?
搾取に率先して賛同し、国家が敵と見做した者を敵視し、企業が無能の烙印を押した者を蔑むことの先に、人々の自由な生を望むことも、友との自由な関係を取り結ぶことも、決してできはしない。
長時間労働、無賃残業、低賃金、派遣・フリーターの使い捨て、偽装請負、格差と自己責任と監視と戦争。それらすべての不当が、企業・国家と一体化した我々の生真面目さという支えを得てこそ猛威を振るう。ならば、国家・企業と一体化した価値観の中で奴隷が自らを繋ぐ首輪を自慢しあうように服従を誇り、不正競争を自ら助長することを、我々はもうやめよう。
我々は、人が被害者であり続けることによって加害者であり続けるという、この不当な状況を打倒するために立ち上がる。まずは路上に出よう。私自身が企業でも国家でもないことの宣言のために。
企業と国家が使い捨ててきた友たちよ。「負け組」よ。「非国民」よ。「不審者」よ。メーデーを目前に控えた4.28。貶められし者たち=「ダメ人間」の抵抗の祭典、ダメーデーに、呼応せよ!
主催:ダメーデー実行委員会
お、やってる、やってる! ― 2007年04月17日 16:23
Kくんへ「浅野さんが当選せんかってもがっかりすることないんやで」って書きながら、当選して得意満面な石原の顔をみたとたん、もう暗澹としてしもて、すっかり落ち込んでしもた。ああ、ああ、なんてこった。なんて世の中なんやって……。
14日は支援連主催の「狼がきた」の集会に行く予定にしてたから、Kくんにおもわずメールしたんや。東京に行く用事があるから、15日にいっしょにひる酒でも飲もうやいうて。
はじめはN君の地元の西荻で飲んでたんやけど、Y君と合流するために高円寺に移動することになって、改札口を出るとなんや賑やかそうな音楽が聞こえてきた。
駅前では、ちょうど区議に立候補した松本哉さんとその仲間たちが選挙戦を展開してたんや。選挙戦いうてもそれはいままで見たこともないもんやった。まるきりサウンドデモンストレーションで、20代30代はじめの若者たちがパフォーマンスを繰り広げてるんや。オマワリの扮装した若者が机をまえに座って、なんや取り調べ? をしてる。車を取り巻くように若者の一団が踊ってる。「名前の連呼」なんてもんは、ひとつもない。これは当選が目的やないんやな。いまのこの日本の状況に対して激しい揺さぶりをかける「直接行動」としてやってるんや。わたしもおもわず、そばによってその仲間にはいったけど、おもろかったで。たのしかったで。
石原を落とすことはでけへんかったけど、石原をおとす一念で、学校から、会社から、世間から、地域から、はみ出し、おいだされたはぐれもんのマイナー分子があちこちの地底から湧き出してかってにあちこちで噴出したエネルギーは、立ち消えになるどころか、まだフスフスと続いてるんや——と思ったよ。
都知事選をキッカケに出てきた、今まで片隅に追いやられ、虐げられ続けてきたものたちが、いま、反撃の声をあげようとしてるんや——って。
Kくんは、「なんだかしあわせな気分になってきたよ」っていうてた。わたしも久しぶりにワクワクしたよ。(風)
*http://hajime.dotera.net/
**http://irregularrhythmasylum.blogspot.com/
***http://illcomm.exblog.jp/5174906/
****http://www.youtube.com/watch?v=8RtNZXBk8cs
*****http://www.youtube.com/watch?v=vlF6NcbpYDk
******http://www.youtube.com/watch?v=U-5BYb9wAWo
14日は支援連主催の「狼がきた」の集会に行く予定にしてたから、Kくんにおもわずメールしたんや。東京に行く用事があるから、15日にいっしょにひる酒でも飲もうやいうて。
はじめはN君の地元の西荻で飲んでたんやけど、Y君と合流するために高円寺に移動することになって、改札口を出るとなんや賑やかそうな音楽が聞こえてきた。
駅前では、ちょうど区議に立候補した松本哉さんとその仲間たちが選挙戦を展開してたんや。選挙戦いうてもそれはいままで見たこともないもんやった。まるきりサウンドデモンストレーションで、20代30代はじめの若者たちがパフォーマンスを繰り広げてるんや。オマワリの扮装した若者が机をまえに座って、なんや取り調べ? をしてる。車を取り巻くように若者の一団が踊ってる。「名前の連呼」なんてもんは、ひとつもない。これは当選が目的やないんやな。いまのこの日本の状況に対して激しい揺さぶりをかける「直接行動」としてやってるんや。わたしもおもわず、そばによってその仲間にはいったけど、おもろかったで。たのしかったで。
石原を落とすことはでけへんかったけど、石原をおとす一念で、学校から、会社から、世間から、地域から、はみ出し、おいだされたはぐれもんのマイナー分子があちこちの地底から湧き出してかってにあちこちで噴出したエネルギーは、立ち消えになるどころか、まだフスフスと続いてるんや——と思ったよ。
都知事選をキッカケに出てきた、今まで片隅に追いやられ、虐げられ続けてきたものたちが、いま、反撃の声をあげようとしてるんや——って。
Kくんは、「なんだかしあわせな気分になってきたよ」っていうてた。わたしも久しぶりにワクワクしたよ。(風)
*http://hajime.dotera.net/
**http://irregularrhythmasylum.blogspot.com/
***http://illcomm.exblog.jp/5174906/
****http://www.youtube.com/watch?v=8RtNZXBk8cs
*****http://www.youtube.com/watch?v=vlF6NcbpYDk
******http://www.youtube.com/watch?v=U-5BYb9wAWo
「自衛隊の実態」その8 抜粋 ― 2007年04月22日 11:35
今朝たまったミニコミを整理しながらパラパラ拾い読みしていたら、こんな記事が目についた。以下は「自衛隊の実態」その8(「市民の意見」No.101)から。(風)
*http://www1.jca.apc.org/iken30/
自衛隊の自殺問題から見えるもの
イラクに派遣された自衛官から自殺者が出ている。公表されている限りでは、陸自で6人、空自で1人。防衛庁が発表した05年度の自衛隊員自殺者数は47人。人口10万人あたりに換算すると38.6人となる。20歳から59歳までの一般男性の同43.3人よりは少ないが、イラク派遣隊員に限れば数値は88.6人に跳ね上がる(『週刊ポスト』2月2日号)という。
自衛官の自殺問題が深刻化していることは、以前から指摘されていた。「1995年から10年間では、自衛隊全体での自殺者は673人をかぞえる。年平均67人強、かってない水準である」。「2004年度の自衛官の自殺者は、過去最高の94人となった。」
急増する自殺はいじめや隊内暴力だけでなく、近年の市街地戦闘訓練や至近距離戦闘訓練が隊員にもたらす精神的、心理的負担による「異常な戦場心理状態」が原因といわれている(小西誠「自衛隊トランスフォーメイション」2006年7月刊より)。(略)
陸自の派遣先が「非戦闘地域」ではなかったという問題とともに、「平和協力」の段階で(実際は米軍への後方支援あり)、しかも下士官以上の階級者にPTSDが生じたことについては、防衛省・自衛隊に多少戸惑いがかいま見られる。(略)
問題はさらに広がる。……PTSDが集団で外に向って発生した場合、虐殺事件をひき起こす可能性がある。イラクでは、米軍人による捕虜の虐待が大きな問題になったが、最近では05年11月、西部ハディサで、エリート部隊といわれた米海兵隊「キロ中隊」が民間人24人を虐殺したのではとの疑惑が持ち上がっている。
戦場の恐怖から逃れるための麻薬・覚せい剤問題も懸念されている。すでに自衛隊基地や艦船では覚せい剤汚染が生じている。
極めつけは、自衛隊が最も求めている名誉の問題である。現職自衛官にたいする勲章授与と恩給制度の確立、そしてその先には、靖国問題が見えてくる。(T)
*http://www1.jca.apc.org/iken30/
自衛隊の自殺問題から見えるもの
イラクに派遣された自衛官から自殺者が出ている。公表されている限りでは、陸自で6人、空自で1人。防衛庁が発表した05年度の自衛隊員自殺者数は47人。人口10万人あたりに換算すると38.6人となる。20歳から59歳までの一般男性の同43.3人よりは少ないが、イラク派遣隊員に限れば数値は88.6人に跳ね上がる(『週刊ポスト』2月2日号)という。
自衛官の自殺問題が深刻化していることは、以前から指摘されていた。「1995年から10年間では、自衛隊全体での自殺者は673人をかぞえる。年平均67人強、かってない水準である」。「2004年度の自衛官の自殺者は、過去最高の94人となった。」
急増する自殺はいじめや隊内暴力だけでなく、近年の市街地戦闘訓練や至近距離戦闘訓練が隊員にもたらす精神的、心理的負担による「異常な戦場心理状態」が原因といわれている(小西誠「自衛隊トランスフォーメイション」2006年7月刊より)。(略)
陸自の派遣先が「非戦闘地域」ではなかったという問題とともに、「平和協力」の段階で(実際は米軍への後方支援あり)、しかも下士官以上の階級者にPTSDが生じたことについては、防衛省・自衛隊に多少戸惑いがかいま見られる。(略)
問題はさらに広がる。……PTSDが集団で外に向って発生した場合、虐殺事件をひき起こす可能性がある。イラクでは、米軍人による捕虜の虐待が大きな問題になったが、最近では05年11月、西部ハディサで、エリート部隊といわれた米海兵隊「キロ中隊」が民間人24人を虐殺したのではとの疑惑が持ち上がっている。
戦場の恐怖から逃れるための麻薬・覚せい剤問題も懸念されている。すでに自衛隊基地や艦船では覚せい剤汚染が生じている。
極めつけは、自衛隊が最も求めている名誉の問題である。現職自衛官にたいする勲章授与と恩給制度の確立、そしてその先には、靖国問題が見えてくる。(T)
あと1週間! 自由と生存のメーデー07──プレカリアートの反攻 ― 2007年04月23日 12:11
昨晩、仲間からきいた話——
その日のひる、フリーター労組の仲間が新宿の大ガードあたりで自由と生存のメーデーのビラをまいていた。
すると、おじさんが傍によってきて、強い語調でいう。「ビラなんかまくな」「おまえらちゃんと掃除していけよ」—— このあたりを寝じろにしている野宿者らしい。
腹は立ったが、「わかりました」「掃除をしますよ」などと返事して、そのままビラをまきつづけていると、その面倒なおじさんがまた駆けよってきた。つぎはいったいなにを云われるのか……?
「あんたら、組合か」
きくと、かれは会社から首切られたけど、1人で入れる組合なんてなかったのだという。「組合のビラならまいてもいいよ」そういってかれは去った……。
4.30、私たちのメーデーまで、いよいよ1週間を切りました。さあ、仲間たち! メーデーで逢おう! (MN)
★
自由と生存のメーデー07──プレカリアートの反攻
*http://mayday2007.nobody.jp/
──生きることはよい。生存を貶めるな!
──低賃金・長時間労働を撤廃しろ。まともに暮らせる賃金と保障を!
──社会的排除と選別を許すな。やられたままで黙ってはいないぞ!
──殺すことはない。戦争の廃絶を!
──メーデーを抗議と連帯と反攻の日に!
「格差」と「貧困」が社会的な課題としてにわかに取りざたされている。しかし雇用の流動化はさらに進められ、生きるための基盤はますます不安定なものへと置き換えられるばかりだ。政府は問題を「機会の不足」へと矮小化し、格差と貧困の責任を私たちの就業能力、起業能力の欠如に還元しようとしている。その帰結は、生存を「自立」競争の勝利者への褒賞に変えることに他ならない。
しかし、彼らが言うように未来なく不安定なこの生を自分のせいにされ、頭と体と感情をすり減らすことはない。働かない・働けないことへの侮蔑と嘲笑と同情におびえる日々を終わらせるための反攻はすでに始まっているからだ。労働を道徳と結びつけ、勝ち誇って人に生きる資格を問う者たちに、差別と排除で人々を切り分け敵対させる者たちに、私たちは全身で反対する。「ただ生きること」を肯定する私たちは、この社会にもたらされている「戦争」を拒絶し、侮蔑と不正に連帯で応じる。この自由と生存の日に!プレカリアートの反攻の日に!
2007年3月23日 「自由と生存のメーデー 07」実行委員会
○日時:2007年4月30日(月・休)
○メーデー07
<集合>12:00-12:30 大久保区民センター(新宿区大久保2-12-7)※JR新大久保駅から明治通り方向に約600m。ペアーレ新宿裏
【反攻1】13:00-14:00 メーデー宣言集会(区民センターホール)
【反攻2】14:00-16:00 歌舞伎町周回!サウンド+?デモ
区民センター⇒(大久保通り)⇒新大久保・大久保駅前⇒(小滝橋通り)⇒新宿大ガード⇒(靖国通り)⇒歌舞伎町前⇒OIMEN横⇒(明治通り)⇒(大久保通り)⇒区民センター
http://maps.google.co.jp/maps/ms?hl=ja&ie=UTF8&om=1&z=16&ll=35.697386,139.701355&spn=0.011397,0.014827&msid=113693097359521632284.00000111dd0934f650a94&msa=0
【反攻3】 16:30-21:00 プレカリアート交流集会(区民センターホール)
・トークセッション
司会:雨宮処凛(作家)/QT(フリーター全般労組)
提起:湯浅誠(NPO法人 舫(もやい)事務局長)
矢部史郎(思想誌『VOL』編集委員)
・軽食ブース by 抵抗食の会(仮)(区民センター調理室)
・他企画準備中!
※集会参加:会場費カンパ500円/デモのみ参加:無料
○呼びかけ:フリーター全般労働組合
<運営上の確認> 政治的立場の違いを暴力によって「解決」することを実践し、その行為と思想を正当化し続ける人びとの参加はおことわりします。