それでもボクはやってない2007年02月02日 21:07

 新宿歌舞伎町で周防正行監督作品「それでもボクはやってない」*を観た。
 月曜の朝でガラガラやったし、いちばんまえの席で観たから、ひとには見られなかったとおもうけど、観終わってワーワー泣いてしもた。「いくらなんでも泣きすぎや」とわらわれたけど、ほんまにいろんなこと思い出して、口惜しさがこみあげてきたんや。
 この映画を撮った周防監督は、「今までと全く違うのは、この映画を撮ろうと思った時に、この題材なら“撮れる”とか“撮りたい”じゃなくて、“撮らないわけにはいかない”という使命感があったこと。こんなに酷い現実を知っちゃったんだから、このまま黙って知らん顔して、なかったことにして違う映画を撮るなんてできなかったんです。知っちゃった人はこれを伝えないといけない。そう思って、初めて使命感で撮った映画なんです」というてはるとおり、この映画を観ると、日本の裁判の現実いうのが実によくわかる。
 ほんまに、民主主義いうても、裁判いうても、その現実はどんなもんか、どんなふうに運用されて、どんな結果がつくりだされてるか——周防監督が「えっ? これが実態なの?」って、知って驚くようなことばっかりやんか。「冤罪はめったにないこと」なんかやない。警察と裁判の仕組みが必然的にそれをつくりだすんや。なにしろ起訴されたら有罪率99.9パーセントやからね。逮捕されたら、それでもう一巻の終わりみたいなもんや。
 周防監督って有名なひとらしいんやね。わたしは知らんかってんけど。映画も一般映画館で上映されてるし、是非たくさんのひとたちに観て欲しい。それにしても今現在どんだけのひとが誰にも知られんまま冤罪で獄中生活をおくってるやろ。どんだけ口惜しい思いをしてるやろ。
 叫 び た し 寒 満 月 の 割 れ る ほ ど
 これは無実を主張しながら処刑された、西武雄さんの咽喉元から絞り出た句や。(風)
*http://www.soreboku.jp/index.html

もし疑われるのが自分やったら……2007年02月07日 13:05

周防正行監督作品「それでもボクはやってない」チラシ表面

 これは、これからご近所さんにまくビラの文面。2月2日の文章と重なるところもあるけど、ここにも載せときます。
       *
 「Shall we ダンス?」の監督、周防正行さんの新作「それでもボクはやってない」を観た。客席からしばらく立ち上がれんくらい唸ってしまった。
 この映画はチカンに間違われた青年が必死に無実を訴えるんやけど、警察も検察もはじめは弁護士さえも、そして最後の頼みとする裁判官も、逮捕・起訴されたものは「犯人」としてしかみてくれず、有罪判決を受けてしまう話なんや。ある新聞記事から興味をもって周防監督がいろんな事件を取材していくんやけど、事件のことより、裁判そのものにすごい疑問が湧いてきて、「こんなに酷い現実を知っちゃたんだから、このまま黙って知らん顔して、なかったことにしてしまうわけには」いかへんと「初めて使命感で撮った映画」なんやて。
 ついこのまえも暴行傷害罪で二年九ヶ月も監獄にいれられて、実はやってなかったいうことが今になってわかった事件が報道されてたけど、冤罪いうのはめったにないことやなくて、ほんまはけっこうあることなんやないやろか——

 刑事事件で起訴された場合、裁判での有罪率は99.9%なんやてね。大きい事件から小さい事件、世間から注目されてる事件ほとんど知られていない事件とさまざまやけど、この有罪率百パーセント近くいうのはちょっと異常や。裁判は神聖なもんで間違いはないもんや、となんとなく信じられてるけど、裁判官もお役人なんや。出世を願う一人のサラリーマンなんや。なにしろ「無罪」の判決をだした裁判官いうのは決して出世しないどころか、左遷されたりするらしい。「無罪」を出すいうことは、警察・検察の権威にドロをぬるいうことなんやな。
 建て前では、司法の独立いうことになってるけど、実際は警察・検察と同じ国家の威信を体現するものやから、厳正中立に、「犯人」とされる人間が、ひょっとして「無実」かもしれへんいうて調べることより、国家の体面の方が優先するし、自分の出世の方が優先するんや。考えてみれば裁判所だけ特別いうことはないはずや。警察も検察も裁判所もみなお役所仕事なんやろ。「忙しい」を理由につい仕事が雑になるし、その結果が間違っても、絶対に自分らの過ちを認めへん。それはもうみんなよう知ってることやんか。
 けっきょく、有罪率99.9%いう数字は自分たちのずさんな仕事の結果やのに、その結果が「真実」として先行し、逮捕・起訴されたものはみなまちがいなく「犯人」として、疑うということ——これも仕事のはずや——をまずしない。

 人が人を裁いてきた歴史の中から生まれた法格言に「十人の真犯人を逃すとも一人の無辜を罰するなかれ」ということばがあるそうや。映画の最後の画面にそのことばが大きく映し出されたんやけど、毎日毎日テレビで流される犯罪報道を観てると、「疑わしきは罰せず」よりも、ついつい「疑わしきはまず捕まえてぇ」という気分になってくる。
 でも、疑われるのがこの自分やったら……
 わたしらは、警察官でもないし検察官でもない。まして裁判官でもないんや。いつでも、ひっとしたら間違われて疑われる方におるんやないやろか……。
2007.2.7
WRI INUYAMA
水田ふう

*「おさきまっくろ」犬山版 No.3 より

憲法改悪反対の解決案2007年02月09日 17:20

 生涯、一アナキストとして、ウリ‐ジャパン(戦争抵抗者インター日本部)の活動をやめなかった山鹿泰治さん、52年前の文章。ふと見つけたので、紹介します。いまの気分に不思議とピッタリ。「従わない」という自由は侵せない。(MN)
       *
憲法改悪反対の解決案
山鹿泰治
 一国に憲法が二つあつても差支えない。旧憲法を守り通す者は一国内に別個の国を作ればよい。新憲法を作りたい奴は勝手に作つて別の組織の中で生活せよ。民主主義の本質は小数者の反対意見も尊重せられるべきである。多数決が民主主義の原則であるとする原則は民主主義の初期の極めて幼稚な考えから出た案であつて、今日ではその原則を変革すべき時代である。そのため国土を分割する必要があるなら適当に分割して各々その地方へ移住して二国にでも三国にでも別れたらよいのだ。そこまで個人の自由が尊重されなければ真の民主主義は実現しないのだ。戦争反対、再軍備の無用有害を信じ主張する者は適当な方法でバッヂをつけるなり、一見してわかる服装をして集団して改悪憲法を採用した政府に不服従の非暴力抵抗を示威し、その集団の意志によつて新生活を押し進めるべきだ。
*「アナキズム La Anarkismo」N-ro.19, アナキスト連盟, 1955.1.10

黒 La Nigreco パンフ取扱情報2007年02月14日 17:05

「女掠屋リキさん伝」取り扱い店が一軒増えました。
書肆アクセスさんは、地方小出版流通センターの直営店。模索舎とはひとあじちがう各地の自主出版物がならんでいます。
ふたむかしまえ、ここでよく黒色戦線社の本を買ったもの。
場所は神保町、すずらん通り。キッチン南海の向かいあたり。
楽器屋、古書店、特価書籍の行き帰りにも便利です。(MN)

書肆アクセス
東京都千代田区神田神保町1-15
TEL:03-3291-8474
http://www.bekkoame.ne.jp/~much/access/shop/
神保町書肆アクセス半畳日記(Blog)
http://plaza.rakuten.co.jp/accesshanjoe/ 

*「女掠屋リキさん伝」「アナキストたち——〈無名〉の人びと」、京都・三月書房さんに追加納品しました。
**「暴力論ノート——非暴力直接行動とは何か」は、在庫極僅少。いまのところ、直接メールで注文のあった方にかぎって販売中です。

超こわいっす! ( ̄〜 ̄)ξ裁判員制度2007年02月15日 11:25

 今日は私の大好きなFさんの誕生日。仕事の休みをとり、ささやかだが名古屋の仲間でお祝いし、とてもこよない愛しい時間を過ごした。
 そのなかで最近気になる話題として(警官が死んだニュースで、公務死を美化するお国のために死んでえらいぞ系の報道の仕方の気持ち悪さでも盛り上がったが(笑))、裁判員制度の話が出たので、家に帰ってから調べてみることにした。

 そしたらほんとにえらいことやのんι(◎д◎)ノヾきいてー
 裁判員制度は、くじで当たった国民が裁判員として仕事も休んで(え?生活費は?)殺人などの重い凶悪事件の刑事事件のみに強制的に参加させられ、有罪か無罪か懲罰の内容の判断をさせられるという。(きゃー嫌ん(>_<)他人の命や人生に責任負うんかい?)
 そんでもってね、びっくり!(゜_゜)
 運悪く選ばれちった人は、裁判所に行く義務があって、行かなければ10万円払わないかんのやて。裁判員になった人は丸裸に嘘偽りなく、自分のことをさらけださなきゃいけない義務があるらしく、その情報は国家に握られ(はぁ〜)、自分の顔を傍聴の人々に見られ、終わったあとも、守秘義務があってね、秘密を漏らしたら6ヶ月の懲役または150万円の罰金なんやて。その守秘義務は死ぬまで続くんさ。(なんかありえんくて笑えてくるなー)
 これが2年後には実施されるっていうんだから愕然としちゃった。いつのまに勝手に決まっとんの?
 しかしアンケートでは、
 ★重要な判断をする自信がない
 ★仕事に影響が出る
 ★逆うらみにあうのイヤ
 という意見が多くて、ほとんどの人がやりたがっていない。(そりゃそうやろう。普通にやりたくないぞ)

 それで国家のやりたいメリットを考えてみた。
 まず、死刑反対の人は10万円か刑務所勤めらしく、裁判員になれないらしい。(笑)裁判官でさえ、無罪出したらお上に逆らったと左遷&圧力あるのに、裁判員は選ばれる時点で国家権力寄りの人しか採用しないのだから、やつらやりたい放題やな。
 有罪判決の選択肢しかなくて(死刑判決とかさ)、自分の身のためにそれに仕方なくも参加してしまったら、その人はもう死刑反対とは言えなくなる。そんなんに関わったら「世なおしやー、あいつは悪いやつに違いない」と自分を正当化しないと、精神がもたないかもしれない。そんな人が増えていく。
 建前上では国民が関わるので、判決を支持し国民がOKしたことになってしまう。ただでさえマスコミの影響受けやすく(あたしもカレー事件は林さんが犯人と思い込んでいた自分にびっくりやった)めんどくさいわからんどうでもいいという人間に、被告人(と呼ばれる人)は命や一生に関わることを委ねるのだ。
 被告人はもう被告人の時点で人として見られず死んでもいい人間とされてしまう。人間扱いされない人間?ん? 昔の日本がしてきた強制労働や関東大震災の朝鮮の人々の虐殺に頭がつながってしまうよ。

 裁判員制度は、「赤紙」っぽいかも。「国家の言うことに従え」「そいつを殺してこい」と言ってるのと同じでは? たまたま裁判員になった人は、国家のための正義感、他人を裁く権力を持つのだ。(`ε´)
 ねえ。なぜ、国家は、裁く権利を持っているのだろうか? 都合の悪い人間を、どんどん死刑判決出して正当化して殺せちゃうよね。
 裁判官も国家も、人を裁くということはほんとはできないはず。「それでもボクはやってない」の映画を私もみた。みて思ったのはね、そうだ! 自分のことを裁けるのは自分だけでしかないんだ。自分のことを他人が裁けるわけがない。自分のことは自分でしかわからないのだから。
 なんて当たり前の事なんやろうか。

 私はふつうに大事な人大好きな人を大切にして日々を暮らしたい。そして他人を殺すことに加担もしたくないからさ。
 まぁ非国民になるしかないなー(笑)
 ヽ(´ー`)ノ

2007.2.14
WRI名古屋・はな

大道寺将司句集Ⅱ 鴉の目 のことなど2007年02月18日 10:39

 「おさきまっくろ」のスタート、いいですねェ。
 タイトルに関してボクの思いをいえば、いまは「まっくろ」やけど、それはただの現在に過ぎない——と、理屈っぽくなるけど。
 向井さんが鬼籍に入って4年。「歳月はあなたとの別れの準備のために/おおかた費やされてきたように思われる」と、茨木のり子は「鎮魂歌」にうたっている。
 詩は「いい男だったわ お父さん」と続くので、これは父親との別れの詩だったことに気づくわけやけど……。
 「いい男だったよ 向井さん」ボクならこうなるね。そういえば、先月、辺見庸はプライベートな席で「向井さんと言葉を交わしたのはほんの一瞬だったけれど、今になって、懐かしく思っている」と、語っていた。坂やんが同席していたから、彼の記憶にも残っているはずです。
 『大道寺将司句集Ⅱ 鴉の目」(発売/現代企画室)について、辺見さんは次著「記憶と沈黙」(毎日新聞社刊)で深く触れている。なにせ、句集に寄せてくれた彼の序文のタイトルが、そのまま本の題名になっているのやから。
 「死刑廃止」に関しては集会に加えて、一歩踏み出したデモンストレーションの必要を感じています。言いだしっぺやから、ボクも今年は関わることになる。
 今後ちょいちょい書き込みに加わります。
WRI 近江 ニシムラ

遊動社パンフ4「クラス・ストーリー」2007年02月19日 12:22

遊動社パンフ4「クラス・ストーリー」表紙

遊動社パンフレット 4
...IN WHICH CRASS VOLUNTARILY BLOW THEIR OWN
クラス・ストーリー
CRASS(Penny Rimbaud)著
中島雅一・吉田香織・成田圭祐訳
1部300円 送料140円

 クラスのレコードがCD化されはじめたのは、90年代前半のことだっただろうか。アナログで買いのがしていたベスト盤“Best Before 1984”を買ってみたら、バンドのスタートから解散までを書いたライナーがついていた。それを少しずつ訳して「アナキスト・インディペンデント・レヴュー」に載せたのが1994年から1996年にかけてのこと。誤訳だらけだったぼくの文章を、ハプニングの吉田さんとイレギュラー・リズム・アサイラムの成田さんがきちんと訳し直して、「クラス・ストーリー」と題したうす身のパンフになりました。パンクはたんに一つの音の形式ではないということを、世界中につたえたバンドのもっとも簡潔な記録です。
 取り扱いはイレギュラー・リズム・アサイラムはもちろん、模索舎ほか。「黒」発行所でも20冊預かりました。ぜひ、買ってください。クラスの黒い反戦パッチ付。
【郵便振替】口座名称:水田ふう/口座番号:00840-9-34502
 通信欄に「クラス・ストーリー」と書いておいてください。

*原文はこちら。(web版は、初出時の文章を改訂しているらしい。)
http://www.southern.com/southern/label/CRC/
**クラスとは? 参考までに。
http://www.southern.com/southern/band/CRASS/
http://en.wikipedia.org/wiki/Crass
 
 合羽橋で買ってきた業務用の鍋や包丁と同じで、クラスのレコードはぼくにとっては一生もの。分厚いクラス本、いつか、いつか……つくりたいなぁ。

WRI東京・中島雅一

三菱重工本社2・24デモ2007年02月21日 21:50

 日本の軍需産業上位10社は以下の通り。
 彼等を告発し、攻撃した人びとは獄にあり、告発された者たちは、相も変わらず、利権の肌のうえを縦横無尽に、巨大なダニとして……

1 三菱重工業(2417億円)
 戦闘機、地対空誘導弾、哨戒ヘリ、多用途ヘリ、戦車、魚雷、空対艦誘導弾、地対艦誘導弾
2 川崎重工業(1297億円)
 哨戒機、輸送機、対戦車誘導弾、輸送ヘリ、多目的誘導弾システム
3 三菱電機(1142億円)
 中距離地対空誘導弾、誘導弾、電子戦システム
4 日本電気(1078億円)
 自動警戒管制システム、車両無線機、個人用暗視装置
5 東芝(495億円)
 短距離地対空誘導弾、基幹連隊指揮統制システム
6 ユニバーサル造船(397億円)
 砕氷艦、掃海艇、多用途支援艦
7 川崎造船(353億円)
 潜水艦、次世代潜水艦システムの研究試作
8 石川島播磨重工業(348億円)
 次期固定翼機・次期輸送機、ターボファンエンジン
9 小松製作所(338億円)
 りゅう弾、対戦車りゅう弾、軽装甲機動車
10 富士通(313億円)
 防衛情報通信基盤通信電子機器
*2005年度中央調達契約高上位10社。防衛庁(現在は省)発表

 2月24日(土)、三菱重工本社へ向けたデモへの参加呼びかけを、転載します。(MN)

       *

三菱重工本社2・24デモ
三菱重工はミサイル生産をやめろ! 軍需部門から手を引け!

[日時]2月24日(土)14時集合 14時30分デモ出発
 ※デモ後、三菱重工本社へ署名提出行動
[集合場所]品川区 八ツ山公園(品川駅東口徒歩5分)[品川区北品川1-14-7]
http://www.city.minato.tokyo.jp/sisetu/koenyuen/koen/sibaurakonan/higasiyatu/index.html
[呼びかけ]
 人を殺すための兵器を製造し販売して利益を上げる。憲法9条のもとで本来存在しないはずの軍需産業=“死の商人”たちが、今や政策決定に露骨に介入し、軍事化と改憲を誘導している。日本版「軍産学複合体」の公然たる登場である。
 中でも戦前からの軍需企業で国内最大手の三菱重工は、先制攻撃と「宇宙の兵器化」のための盾であるミサイル防衛(MD)利権に深く食い込み、巨額の利益を貪りつつある。迎撃ミサイルPAC3のライセンス生産。次世代迎撃ミサイル新SM3の日米共同開発における重要部品の開発。航空機先端に搭載したレーザーで上昇段階のミサイルを撃墜する空中配備レーザー(ABL)開発でも、三菱重工に技術協力が打診されつつある。さらに、本格検討が始まった兵器の多国間共同開発への参入は、三菱重工の長年の悲願だ。 西岡喬三菱重工会長は、MDに続く日米共同開発の候補として、新型戦闘機、無人機、ロボット、生物・化学兵器対処装備を挙げている。「何でもあり」のこの道は、米国の「終わりなき対テロ戦争」に通じている。
 その道を止めるために、私たちが軍需産業に直接声を届かせるべき時が来ている。「三菱重工よ、恥を知れ!」「ミサイル防衛利権から撤退し、兵器生産をやめろ!」。
 来たれ!三菱重工本社への抗議デモに。「軍産複合体」を解体するための確かな一歩を踏み出そう。
 *三菱重工本社の高層ビル(御手洗富士夫・日本経団連会長ゆかりの「キヤノン販売」のビルが隣接)を包囲するデモの終了後、三菱重工本社へ、私たちが昨年10月から集めている署名「三菱重工はミサイル防衛関連生産をやめ、軍需部門から撤退を」(約1300人分)を届ける予定です。
主催:グループ武器をつくるな!売るな!/核とミサイル防衛にNO!キャンペーン/派兵チェック編集委員会/新しい反安保行動をつくる実行委員会
連絡先:市民のひろば (TEL)03-5275-5989 (FAX)03-3234-4118 東京都千代田区三崎町3-1-18 近江ビル4階

酒林2007年02月23日 23:20

「酒林」2007, うり越後

越後のくにからとどいたたよりです。(風)



新酒がしぼれる時季、酒蔵とか酒屋さんにぶら下がってる杉の葉っぱでつくる「酒林」。

前から作ってみたいと思ってたもののひとつ。
ひとつ作った。径50センチくらいになった。
芯の出来も仕上がりの出来もいまいち。
いびつだった。

再挑戦に挑んだ。
芯は山の根曲がり竹を手斧の裂く道具で根元から
グイと押し割り、クツンクツンと先をめざして半割りにする。
なかなか先まで半分に裂けない。
途中で手前にそけてしまう。
力の加減と刃先の角度が悪いのだろうが、修正が効かない。

使えるほうの竹を更に半割りなり、三つ割りにする。

竹の内肉を削ぐ。出来るだけ薄く削ぐ。
削ぎすすんで、端が鋭くとがった時、右手親指の腹がピスーッと切れた。

やってもうた!

どぶろくがうまくできました。
送ろうかと考えていますが、発酵が完全に止まることはないので、
瓶では破裂の危険が伴います。
もう少し考えます。

うり越後・オオクボシゲル

フリーター労組メールマガジン2007年02月25日 12:04

フリーター労組のメールマガジンの予告が届きました。
非正規雇用故の不満をかかえながら働く仲間のみなさん、これを機に登録を。(MN)

フリーター労組メールマガジン#8
☆もくじ
(1)労組活動報告【医療機関での解雇問題解決!職場の全非常勤職員に雇用保険をかけさせました!@組合員解雇のP&Tトレーディング包囲行動やりきりました!など】 
(2)非正規労働者に役立つ法律知識【自由のない休憩時間は労働時間!無給は違法ですぅ】
(3)プレカリエッセイ
(4)安倍の「再チャレンジ」についてもの申す
(5)イベント情報  
メルマガ登録画面↓
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☆ お問い合わせ
フリーター全般労働組合
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電話&FAX 03-3373-0180
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